【ルール解説】アメリカのスクールバスは追い越し厳禁&対向車も停止!

日常
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こんにちは、harukoです。

今回はアメリカの運転ルールのうちの一つ、スクールバスのルールについてまとめました。

というのも、わたくし先日、うっかりこのルール違反をしてしまいまして…

幸い何事もなかったのですが、児童の安全を守る大切なルールなのにうろ覚えだったことを深く反省。

これを機にルールを改めて勉強したので記事にしました。

違反してしまった時の状況もあわせてお届けします。

haruko
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一部手書きのイラストでも説明しています。
絵心はないですがご容赦くださいませ。

<今回参考にしたサイト>

アメリカのスクールバスのルール

スクールバスの細かいルールは州ごとに定められています。
今回紹介するのはアメリカ全体での共通ルールですが、車線の本数などによってルールが若干異なる州もあります。
詳しくは各州のルールをご確認ください。

↑こちらががアメリカのスクールバスです。

大きな黄色いバスで、全州このデザインで統一されています。

このバスが次のいずれかの状況の場合、周りの車両は注意する必要があります。

黄色いランプを点滅させている時 ⇒ 「停止準備」

バスが停車する準備をしているサインです。
徐行し、停止する準備をします。

 

赤いランプを点滅させ、バスの横から「STOP」のパネルが出ている時 ⇒「停止&追い越し禁止」

↑このように赤いランプを点滅させ、横から「STOP」のパネルが出ている時は、児童の昇降中のサインです。

このランプ点灯中は、
後方車は追い越さず、必ず後ろで停止しなければなりません。
また、対向車も停止しなければなりません。

▼片道一車線の道路

▼片道複数車線の道路

ランプの点滅が終わりバスが動き出したら発進してOKです。

 

【例外】中央分離帯がある場合は、対向車は停まらなくて良いケースが多い

例外として、中央分離帯がある道路では、スクールバスの対向車線を走っている車は停まらなくて良いケースが一般的です。

細かいルールは州によって異なるので、詳しくは各州のルールをご確認ください。

▼中央分離帯がある道路

 

違反した場合のペナルティ

違反をした場合、高額な罰金や免許停止などのペナルティが科される場合があります。

ペナルティの内容は州によって異なります。

参考までに、日本人が多いカリフォルニア州およびニューヨーク州のペナルティはこんな内容でした。

<カリフォルニア州>
最高1,000ドルの罰金および1年間の免許停止が科される場合あり。

参考:CALIFORNIA DRIVER’S HANDBOOK
<ニューヨーク州>
初回の違反で最低250ドル~、3年間で3回の違反で最高1,000ドルの罰金。
3年間で3回の違反で有罪判決を受けた場合、最低6ヶ月の免許停止。

参考:New York State Driver’s Manual and Practice Tests
うーむ。罰金は高額だし、車社会のアメリカで免停を食らうのはかなりダメージが大きいですね…

【体験談】スクールバスのルール違反

その日はたまたま、学校の下校時間帯に運転していました。

住宅街を走っていたら、前方の対向車線に停車中のスクールバスが。

しかもなんか赤くピコピコ光ってる。

これが噂のスクールバスか~~!

初めて赤く点滅中のバスを目の当たりにして、ちょっと興奮と同時にドギマギ。

あれ、対向車はどうすれば良いんだっけ。
たしか「後方車は追い越し禁止」だから、対向車は進んでも良いんだよね…?

と、児童がいないことを確認しながら、ゆっくりスクールバスの横を通過しました。

でも、なんだか不安になってしまって。これで良かったのかなと。

少し走ってからサイドミラーで後方を見てみたら、

私の後続車、みんなスクールバスの手前で停まっていました。

うわ~~~やっちまった~~~~

完全に自分の認識不足だったのですが対向車も停止しなきゃいけなかったんですよね、、

その後は、自宅に着くまであまり記憶がありません。

帰ってからスクールバスの違反について鬼のように検索すると、

「追い越しすると即通報」
「罰金500ドル」
「数ヶ月~1年間免停」

などなど重いペナルティの数々が。

その場で捕まらなくても、バスのドライバーや保護者にナンバーを記録されて後に通報されることもあるそうです。

その後、しばらくは通報の書面が届かないかヒヤヒヤしていましたが、幸い何も来ませんでした。

今回は運良く見逃してもらえたようです。

 

運が良かったとはいえ、違反には変わりないし、何より自分の不注意で児童にケガをさせてしまっていたら取返しのつかないことになっていたな…と深く反省。

おさらいしたルールを忘れず、今後は停止を怠らないように気を付けたいと思います。

 

まとめ:スクールバスは最優先。運転する州のルールを確認しておこう

スクールバスは毎日山のように走っており、いつどこで停車中のバスに遭遇するか分かりません。

なんとなくルールを理解しているつもりでも、いざ出くわすと戸惑ってしまい、うっかり違反をしてしまうことも十分ありえます。まさに自分がそうでしたので。

自分が運転する州のルールをきちんと確認して、バスに遭遇しても落ち着いて行動できるようにしておくと安心ですね。



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