こんにちは、harukoです。
「ゆるりと駐妻」
こんなブログタイトルを付けておきながら、何をどうゆるく生きているのかブログで具体的に触れたことがなかったな~、とふと思ったので。
この記事では、私が帯同生活を頑張りすぎずに送るようになったきっかけの話をしようと思います。

辛かった頃の思い出話?ですが、もし興味があれば覗いてみてください
英語の勉強を頑張っていた渡米後2ヶ月
渡米当初、私には「帯同生活中に英語で日常会話がスムーズにできるようになりたい」という目標がありました。
私の英語力は、学生時代は1番の得意科目だったもののリスニングとスピーキングはポンコツレベル。
TOEICも650点程度、とまあ中途半端。
でも、「せっかく海外に住むことになったんだからまた英語の勉強を頑張りたい!」という思いが強くなりまして。
貴重な海外生活で自分の英語力をどこまで伸ばせるのか試してみたくなったのです。
それから、現地の友達を作ることも夢でした。
「せっかくアメリカに来たのだから日本人だけじゃなく現地の人とも仲良くなりたいな」
という思いがずっとあって、久々にやる気に火がつきました。
そんなわけで、渡米後2ヶ月ほどはコツコツと英語の勉強を頑張っていました。
ちなもに、日常会話レベルの英会話力の習得には約1,000時間が必要だそう。
夫の駐在予定期間は約3年。

3年以内にある程度英語を話せるようになるには、最低でも1日1時間は勉強しなきゃいけない…!!
今思うとちょっと焦っていたな~と思います。
3年というタイムリミットに。
当時0歳の息子のお昼寝中(1日約2時間)はほぼ勉強に時間をあて、勉強中心の生活を送っていました。
夜泣きがきっかけで勉強と子育ての両立に挫折→ストレスへ…
こうやって頑張り始めたものの、
乳幼児との暮らしは思いどおりにいかないことばかりで。
渡米して2ヶ月ほど経った頃、突然始まった息子の夜泣き。
ひどいと1時間おきに起きる息子。
この頃は毎日勉強を頑張っていたけど
私は寝不足が続き、息子のお昼寝の時間は勉強どころじゃなくなりました。
一緒に寝ないと体がもたず…勉強は完全にストップ。
1ヶ月後、ようやく夜泣きがおさまったので
再び勉強のやる気に火がつき、オンライン英会話に入会。
…が、夜泣き対応の影響か、その後不眠症を発症。
夜寝つけない・夜中に何度も目覚める・早朝に目覚める の3重苦で
夜まともに眠れていない分昼間も毎日息子と一緒に横になるけど全く眠れず、
メラトニンを飲んでもあまり効果がなく
そこから数ヶ月は毎日寝不足で本当にしんどかったです…。

せっかくオンライン英会話を始めたのにろくに受講できていませんでした
加えて、子供は頻繁に体調を崩すし(免疫がないから仕方ないのだけど)
息子が病気になると私にも毎回もれなく移り
体調を崩す度に勉強もオンライン英会話もお休みするようになって
思い描いていた帯同生活がなかなか送れず、
帯同1年目の前半はイライラモヤモヤすることが多く、メンタルも不安定でした。
乳幼児のお世話なんてスケジュールどおりにいかないのが当たり前だし
体が弱いことも十分わかっているけど、
当時の私はとても未熟で
息子のリズムに振り回されて十分な勉強時間が取れないことに対する
モヤモヤの方が強くなってしまっていました。

「また時間ができたらすればいいや~!」とうまく気持ちを切り替えられるタイプでもなかったので、余計にモヤモヤを抱え込んでいました
そして、子育てにストレスを感じては「こんな母親じゃダメだ」と自己嫌悪に陥る
そんなことの繰り返しでした。

本当に未熟な母親でした…
子育ては「大変」が当たり前。目標を下げ「頑張らない」暮らしへ
考え方が変わったのは、同じくらいの子供を持つ日本人のママさん達と交流するようになってからでした。
1歳以降も毎晩夜泣き対応をしている友人
お昼寝の時間がバラバラで毎日スケジュールが読めない友人
イヤイヤ期に振り回される友人
いろんな悩みを抱えながらも毎日子育てに奮闘するみんなの話を聞いて
子育ての大変さを改めて実感したのです。
次第に
「こんなに大変な子育てを異国の地でこなしているだけではなまるじゃないか」
「今は子供を元気に生かせさえすればそれでいい」
と思うようになりました。
そして
勉強は毎日頑張ろうとせず、時間と心のゆとりがある時にするようにし
渡米前よりも少しでも語彙力が増えればOK
少しでも聞き取れる・話せる文章が増えればOK!
くらいのゆるい気持ちでいるようになったら
圧倒的にストレスが減り、とても気楽に毎日過ごせるようになったのです。
子供や自分が体調を崩す度に
「また勉強できなくなった…」と悶々とするようなことも無くなりました。

むしろ少しでも勉強したら「自分すごい!」と自分を褒められるようになりました(笑)
息子と笑顔で向き合える時間も増えて
ここから帯同生活が徐々に楽しくなっていきました。
海外生活において英語力を身に付けることはとても大事だけど
乳幼児の子育てはやっぱり過酷。
特に自宅保育の日は思うように自分の時間がとれません。
もちろん、幼いお子さんを育てながら
ESLに通ったり独学で毎日頑張っている駐在妻さんもいるけど
私のキャパと環境ではかなりハードルが高かったです。
頑張らない生活を送るようになった分
帯同2年目の今でも英語ペラペラには程遠いけど、
空き時間は好きなこと(今はブログなど)をするのを優先し
時々ゆるっと英語に触れる今の生活の方が
渡米当初よりもずっと楽しくて幸せです。
貴重な帯同生活、せっかくなら楽しく笑顔で送りたいので
今はこんな生活で良いかな~と思っています。
英語も家事も子育てもうまく手を抜く しあわせな今の暮らし
こんな流れでマイペースに暮らすようになり、今は毎日穏やかに過ごしています。
これからもなるべくストレスを溜めないように
英語の勉強だけでなく、家事や子育ても頑張りすぎないようにしています。
(元々ズボラ主婦ですが…笑)
自宅保育の日はあんまり余裕がないので
細かい家事は息子がデイケアの日にまとめてやったり
疲れている日の食事はUberやお惣菜に頼ったり。
子供の食事はベビーフードや冷凍食品も活用する。
子育てに悩みすぎない! などなど。

手抜きできるところはうまく手を抜くことで自分の時間が生まれます◎
ちなみに、最近の英語の勉強時間は
オンライン英会話(15~20分)を週1~2回受け、
シャドーイングの練習を気が向いた時にやる程度。
この勉強量だと、やっぱり大幅な英語力アップは期待できません。
旅行先でホテルのフロントやレンタカー屋のスタッフさんがバーッと話す英語も
未だに半分も聞き取れないです。

全て夫頼み
それでも、渡米前よりは語彙力が少しアップしたし
言いたいことが口から出るスピードも多少速くなったので、
現地の人(おもに公園で会うママさん)と
それなりに(?)会話っぽいことはできるようになりました。
(お相手がゆっくり話してくれれば)
そして、こんな英語力だけど
夢だった現地のママ友さんも数人できました。
公園で会ったら話したり、インスタをフォローし合ったり
1番仲の良いママ友さんからはおうちでのプレイデートに誘ってもらって
息子とお邪魔したこともあります。
相変わらずリスニング力は底辺で
何度も聞き返すしgoogle翻訳もばんばん使っているけど、
「多少なりとも言葉のキャッチボールができれば友達は作れる!」
ということを学びました。

なので、こんなゆるい勉強の仕方でも決して無駄ではなかったと信じています
これからも無理せず自分のペースで英語と向き合っていきたいです。
あとがき
帯同生活で何に価値を置くかは人によって違うと思いますが、
ただでさえ海外生活はストレスが溜まりやすいので
なるべくストレスを感じない暮らしを心がけることがとても大事だと日々感じています。
残りの帯同生活ものんびりマイペースに過ごしていきたいです。

最後までお読みくださりありがとうございました!