駐妻生活を送るうえで不安だった事のうちの一つが、日本人との人間関係でした。
ネットで「駐妻 人間関係」で調べると、
- いじめや悪口
- マウンティング
- お茶会、ランチ会が面倒
駐妻の人間関係ってぶっちゃけどんな感じ?
こんな質問にお答えします。
【ご参考】筆者の今の暮らし
- 1歳児自宅保育
- 日本人との交流は主に公園や日本人向けイベント
- 夫の会社関係の集まりは年1回ほど(ほぼなし)
【結論】駐妻は良い人ばかり!さっぱりした人間関係が心地良い!
あくまでも私のケースですが、私が今までに接した駐妻は皆良識があって良い人ばかりです。
人間関係で嫌な思いをした事は一度もありません。
どんな交流が多いかというと、
- 出会ってすぐに連絡先を交換する人は少数
(*すぐ交換するのがNGという訳ではありません!) - 近所や公園で「会ったら話す」という関係。わざわざ約束して会うことは少ない
- プライベートはあまり詮索しない
- 夫の勤め先や地位を聞いてくる人はめったにいない
と、適度な距離感でさっぱりした関係です。
皆子育てで忙しいので家庭優先、公園に来るタイミングもばらばら。
「〇日の△時に公園で会おうね~」というような約束はそれほどしません。
各自の生活リズムで動き、たまたま公園で会った人と話したり一緒に遊んだりする、という感じです。仲の良い人とは子連れでお互いの家を行き来する事もありますが、それも時々です。
ネット上には「頻繁に連絡をしてくる駐妻がいてうざい!」という声もありましたが、私の周りにはそのような人は1人もいません。程良い距離感がとても心地良く過ごしやすいです。
そのほか些細な疑問にも回答します!
Q.どんな話題が多いの?
A.ほとんど子育ての話です。あとは、おすすめのお店やデイケア情報などを共有したりします。
Q.敬語?タメ口?
A.仲良くなっても基本的には敬語です。
Q.いじめや悪口はある?
A.全くありません。他の人の悪口を言っている人は一度も見たことがないです。
Q.噂話は多い?
A.「うちの主人と〇〇ちゃんちのご主人は職場が一緒」「〇〇ちゃんちは今××に旅行に行ってる」程度の情報は耳にしますが、悪い噂を流す人ような人には出会った事がありません。
Q.お茶会やランチ会はある?
A.自分も仲の良い人も自宅保育中な事もあって、いわゆるお茶会やランチ会はした事がありません。
Q.マウンティングはある?
A.全くありません。
常識があって気遣いのできる素敵な人ばかりです。
駐妻の友達を作るメリット・デメリット
実際に駐妻の友達ができて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
情報共有ができる
異国での情報収集は、言葉の壁もあってなかなか労力を使います。得たい情報が見つからないことも。
そんな環境なので、駐妻仲間から教えてもらう情報はとっても貴重です。
おすすめのお店やお土産、観光スポット、デイケアの口コミなど・・・
生の声を日本語で聞けるのは本当にありがたいです。
皆さん快く共有してくれて感謝しかありません。
我が家は行動範囲が狭いので今のところ情報提供できるものが少ないのですが、これからもっと駐妻としての経験を積んで、色々な情報を教えてあげられるようになりたいなと思っています。
日本語を話せてリフレッシュできる
駐在中、日本語で話ができるのは基本的に家族のみ。
これ、地味にストレスがたまります。
私は渡米後数ヶ月は知り合いが全くいなかったので、夫以外に日本語で話せる人がいなくてとても心細い思いをしました。
(車を買いにガリバーに行った時に、日本人の店員さんと話せただけですごく感動しました笑)
駐妻仲間と知り合ってから、日本語で色々話せることがこんなにリフレッシュになるとは!と驚きました。日本人と少しでも話せた日は、とても明るい気持ちで過ごすことができたんです。
駐妻生活においてリフレッシュはとても大事。
人にもよると思いますが、駐妻の友達と話すことは大きな息抜きになります。
子供同士を遊ばせられる
公園に行けば誰かしら他の子供と遊べますが、言葉の壁もあり、日本にいる時と比べるとやっぱり距離を縮めにくい。
その点、日本人同士だと言葉が通じるので一緒に遊ばせやすいです。子供同士も楽しんでくれます。
特に1〜3歳の言葉を学ぶ過程の子供にとっては、家以外で日本語に触れられる貴重な機会なので、成長の面でも良い影響があると思います。
デメリット
タイプが合わない人もいる
人間なので、「タイプが合わないな」と思う人ももちろんいます。
でも、会った時に少し話す程度なら問題ありません。タイプが違っても皆さん良識があって良い人ばかりなので、嫌な思いをしたことはありません(ちょっぴり緊張する程度)。
どうしても合わない人がいたら距離をとってもOK。一時の関係なので無理をしないことが一番だと思います。
自分と比較して落ち込むことがある
これは私の問題ですが、英語ができる人を見ると、あまり話せない自分と比べてしまい落ち込むことが時々あります。友達の多い人を見て「羨ましいなぁ」と思ったり。
周りの人と比較しやすい人だと、同じような感情を持つことがあるかもしれません。
でも、人は人、自分は自分。
周りと比較せず、自分らしく駐妻生活を楽しむことが大事です。
(と、私も日々自分に言い聞かせています!)
感覚的には駐妻の友達を作るデメリットはほとんどありません。
駐妻の人間関係で気を付けること
他の駐妻と接する中で気を付けた方が良いと思うポイントをまとめました。
駐在の世界は想像以上に狭いです。自分の夫と友達のご主人が実は仕事上の知り合いだった、なんてことも珍しくありません。
皆さん良い人が多いですが、ネガティブな噂があっという間に広がる可能性もゼロではないので、苦手な人がいても最低限の挨拶はしっかりしておいた方がいいです。
ご主人の勤め先は、人によっては言いたくないケースもあるかもしれないので聞かない方が無難です(話の流れで自然と知る場合は例外です)。私自身、この1年間ではっきり聞かれたのは1回しかありません。
本人のプライベートも詮索しすぎないようにしましょう。
まとめ:駐妻界は怖くない!
駐妻の人間関係はネガティブなイメージが多いですが、実際は決してそんなことないです。心の支えになってくれる仲間が必ずいます。
子供がもっと大きかったりご主人の会社関係の集まりが頻繁にある場合は、また違った人付き合いが出てくると思いますが、あまり恐れ過ぎずに足を踏み入れて大丈夫。
ただ、これはあくまでも私のケースで、地域によっては人間関係がうまくいかずストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません。
その場合は決して無理せず距離を置き、場合によっては帰国することももちろんアリだと思います。家族にとってママの元気が一番です。
駐妻界を恐れすぎない。でも無理はしない。
自分の気持ちを大切に、駐妻生活を楽しみましょう!