アメリカのアージェントケア受診の流れ【初診・英語が不安でも大丈夫!】

アメリカ生活
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  • アージェントケアの受診ってどんな流れ?
  • 英語が話せなくても大丈夫…?

駐在期間中にアージェントケア(Urgent Care)を10回以上受診しているわが家の経験をもとに、アージェントケアの受診の流れと受診時の注意点をお届けします。

アージェントケアは日本語が通じないのでハードルを高く感じる方もいるかと思いますが、受診の流れはシンプルですし通訳サービスをお願いすることもできるので、初診の方・英語に自信がない方でも大丈夫です!

haruko
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私も初めは不安で毎回夫と一緒に行っていましたが、通訳サービスのおかげで今では一人でも抵抗なく受診できるようになりました。だいぶ肝が据わりました(笑)

アージェントケア受診前の参考になれば嬉しいです。

参考:アージェントケア(Urgent Care)とは

アージェントケア(Urgent Care)とは、かかりつけ医(Primary Care)と救急外来(Emergency Room)の中間に位置する医療施設です。
かかりつけ医が閉まっている時(夜間・休日)や予約が取れない時などに、予約なしで受診することができます。

<症状>
発熱・咳・下痢・嘔吐・腹痛・湿疹・軽い怪我や火傷…など
(いずれも緊急ではないもの)

初めに近所のアージェントケアを確認しておく

病気や怪我が起こる前に、まずは近所のアージェントケアの場所を確認しておきましょう。

事前に確認しておくことで、急な体調不良時にも速やかに病院に向かうことができます。

haruko
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Google mapで「Urgent Care」と検索するとお近くのアージェントケアが出てきます

また、アージェントケアのホームページでご自身が加入している保険が適用されるかどうかも確認しておきましょう

適用されない場合は費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。

アージェントケアの受診の流れ

予約(必要な場合のみ)

アージェントケアは基本的に予約なしで受診できますが、中には予約制の病院もあります。

わが家が行ったことのあるアージェントケア(2ヶ所)はいずれもオンライン予約が必要でした。

(予約せずに行ったら「1時間半後に来てくれ」と言われたので、予約していなくても診てはもらえますがそれなりに待たされます)

▼予約制の場合はGoogle mapに予約リンクが載っています。

受付

到着したら受付へ。
受付では主に以下のことを聞かれる&提示を求められます。

  • 名前
  • 生年月日
  • 症状
  • 保険証の提示
  • ID(免許証など)の提示

通訳希望の場合は、問診が始まる前に通訳をお願いしましょう。

お願いの仕方は色々あると思いますが、わが家は

「Could you arrange an interpreter?」
(通訳を手配していただけますか?)

と聞いています。これで通じています。

受付が終わったら名前が呼ばれるまで待合室で待機します。

haruko
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子供向けのアージェントケアだと待合室におうちのおもちゃがあったりテレビでアニメが流れていたりして、息子も楽しく待つことができました!

問診

名前を呼ばれたら看護師による問診があります。

  • 身長・体重・血圧の測定
  • 問診(症状・アレルギーの有無 etc)

通訳をお願いした場合は問診~診察まで通訳がつきます。

haruko
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看護師が運んでくる小さなモニターを通して通訳者と電話(またはビデオ電話)が繋がるので、安心して日本語で話せますよ◎

診察

問診後は医師による診察があります。

薬を処方される場合は、処方箋の電子データを患者指定の薬局に送ってもらうことになるので、薬を受け取る薬局名と住所を伝えましょう。(あらかじめ決めておくとスムーズです)

また、プリスクールや学校にドクターズノート(診断書)を提出する必要がある場合は、このタイミングで医師にお願いしたらその場ですぐ作成してもらえます。

支払い

診察後、受付に戻って支払いをします。

(保険の内容によっては支払いが発生しないこともあります)

(薬を処方された場合)薬局で薬を受け取り

薬を処方された場合は、指定した薬局に行って受け取ります。

「pick up」の受付で保険証とID(身分証明書)を提示すればOKです。

(2回目以降は名前と生年月日を伝えるだけで受け取れました)

通訳サービスを使う時に気を付けていること

通訳をつける上で大事だと感じたのは、

通訳をつけたらどんなに簡単な会話でも通訳さんを介して話す

ということ。

というのも、以前受診した時に、通訳をつけたにも関わらず簡単なやり取りには医師に直接英語で答えてしまっていたことがありました。

そのあと、医師が病気の原因を長文で説明してくれたのですが、通訳さんが最後の方を聞き取れなかったらしく「最後の部分をもう一度言ってくれませんか?」と医師に聞いたら

そこから医師と通訳さんのやり取りがうまくいかなくなってしまい、

「あなたは一体何を聞いているんだ。あなたの仕事は私の説明を正確に患者に伝えることだ」

「もうあなたは必要ない」

と医師が激怒。

通訳さんとの接続が切れてしまいました…

そのあと医師が別の通訳さんを手配しようとしましたがうまく繋がらず、結局それ以降の診察は通訳ナシで受けることに( ゚Д゚)

haruko
haruko

とてもゆっくり話してくれた&google翻訳のおかげでなんとか理解できたけど、突然通訳がなくなるのは勘弁してくれ~!!という気持ちでした…

たまたま医師と通訳さんの相性が悪かったのかもしれませんが、私が中途半端に英語でもやり取りをしたことで通訳さんを混乱させてしまったのも原因のうちのひとつだったんじゃないかな…と思っています。

haruko
haruko

この時は音声通話だったので、通訳さんにはこちらの様子が見えず、余計に混乱を招いてしまったのではないかと。

それ以来、どんなに簡単な会話も(「はい」「いいえ」の返事も)すべて日本語でするようにしています。

通訳をつけた時は“英会話の練習をしたい”という気持ちは封印することが大事だと学んだ出来事でした。

まとめ

突然の体調不良や怪我が起こった中で、言語やシステムの異なるアージェントケアに行くのはとても緊張しますよね…

でも、わが家が今までに受診したアージェントケアは、外国人の私たちに対してもとても親切に接してくれました。

haruko
haruko

通訳サービスもつけられるし、病院嫌いで毎回ギャン泣きの息子にはステッカーをくれたりして、皆さん優しくて緊張もすぐほぐれましたよ。

この記事を読んで受診前の不安を少しでも取り除くことができれば幸いです!



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